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日本郵便/AIで配送業務効率化がオープンイノベーションで受賞

2018年02月02日/IT・機器

日本郵便とサムライインキュベートは2月1日、日本郵便初となるオープンイノベーションプログラム「POST LOGITECH INNOVATION PROGRAM」の成果発表会となる Demo Dayを実施し、「POST LOGITECH INNOVATION AWARD 最優秀賞」を合同会社オプティマインドに決定したと発表した。

応募したスタートアップ企業105社の中から2017年11月に採択企業4社を決定し、約3か月間かけて各社と共創をしてきた。その成果発表会で、オプティマインドが「POST LOGITECH INNOVATION AWARD 最優秀賞」を受賞した。

オプティマインドとは、人工知能を活用した配送業務効率化をテーマに取り組みを行い、今後は熟練技のデータ取得や不在予測・最適訪問時刻の学習を行うことで、より精度を高めた配送業務効率アップを目指していく。

「POST LOGITECH INNOVATION AWARD 観客賞」は一般来場者の投票により、MAMORIOが選ばれた。

MAMORIO社とは、このプログラム期間でより落し物が見つかる世界の実現を目指し、郵便配達用二輪車へ新開発の移動型 MAMORIO Spot(MAMORIO 専用アンテナ)の取り付けや、MAMORIOとのすれ違い時の反応テストを実施するなど取り組みを行ってきた。

今後はテストマーケティングや、より具体的な実証実験を行い、実現に向け取り組みを進めていくとしている。

プログラムは、近年のECの進化や人口減少など物流業界が抱える様々な環境変化を踏まえ、日本郵便とサムライインキュベートが斬新なアイディアやノウハウを持つスタートアップ企業と共創し、「これからの時代に応じた郵便・物流を提供し、社会をより豊かに」の実現を目指すもの。

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