SGホールディングスは12月2日、オープンイノベーションにより新規ビジネスを創出する「SG HOLDINGS HIKYAKU LABO 2022」において、事業化に向けて検討を進める4社のパートナー企業を決定したと発表した。
＜DEMO DAY 当日の様子＞
4つのテーマで共創パートナーを募集し、多数エントリーされた中から、このプログラムに参画しているSGホールディングスグループの事業会社と共創アイデアを検討してきた。
このたび、4社のパートナー企業と事業化に向けて検討を開始することを決定。11月30日に開催した「DEMO DAY」にて、パートナー企業との共創アイデアについて、これまでの検討の成果と今後の展望を発表した。
今後、事業化・サービス化などに向けて、パートナー企業との実証検証などを経て、新規サービス化、実用化を通じた社会課題の解決に向けて取り組んでいくとしている。
なお、このプログラムは、SGホールディングスグループの経営資源とスタートアップ企業など外部企業の持つ新しいアイデアや技術の双方を活用して、新たなビジネスやサービスの共創を目指すもの。日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」を運営する eiicon companyのサポートのもと、2022年6月より開始した。
■共創アイデア一覧
タイトル：「データドリブンで実現する持続可能なサプライチェーン」
募集テーマ：先進的な技術・ノウハウを掛け合わせ、社会・サプライチェーン全体に新しい価値を創出
概要：物流データと様々なデータを掛け合わせソリューションに活用、サプライチェーン全体の最適化に挑戦
パートナー企業：フライウィール
担当事業会社：佐川グローバルロジスティクス
タイトル：「CO2ゼロリサイクル×廃棄物トレーサビリティ」
募集テーマ：モノの再利用や再生可能素材・クリーンエネルギーを活用した循環型社会の実現
概要：サステナブルな太陽光パネル処理による循環型社会の実現に貢献する
パートナー企業：新見ソーラーカンパニー
担当事業会社：SGムービング
タイトル：「人とロボットの協働による魅せる物流の高度化」
募集テーマ：社会インフラとしての高品質な物流機能の安定供給
概要：多様化する物流ニーズに対して “魅せる物流” を提供するワールドサプライが、QBIT Robotics の提供するロボティクスサービスを活用し “サービス業の自動化” へ挑戦する
パートナー企業：QBIT Robotics
担当事業会社：ワールドサプライ
タイトル：「物流に関わる全ての人がスキルを活かし、柔軟に働ける社会を創る」
募集テーマ：社会インフラとしての高品質な物流機能の安定供給
概要：物流業界全体を支える人材プラットフォームの共同開発
パートナー企業：Matchbox Technologies
担当事業会社：SGフィルダー
