日本ペイントホールディングスは2月5日、製品および運賃の価格を改定すると発表した。
昨今の原油価格急騰に伴い、製品の基礎原料である国産ナフサ(粗製ガソリン)その他原料価格や、運送業界での運送価格の上昇に対し、経費削減等最大限の努力を重ねてきたが、その上昇分を吸収できる環境になく、製品や運賃の価格を改定せざるを得ない状況としている。
そのため、製品の安定供給を図るためにも製品および運賃の価格改定を実施するもの。
製品の価格改定率・金額は、溶剤系塗料が8%、粉体、水系塗料が5%、シンナーが10%値上げとなる。
日本ペイントの流通センターより発送の場合は、石油缶(10kg~50kg未満)の場合が30円/個、中小缶(0.5kg~6kg未満)の場合が10~20円/個となっている。
なお、実施は運賃が2月21日より、製品が2018年4月1日より。