宇部興産は2月5日、設備老朽化に伴う製造設備の維持更新コストの増大、物流費用の高騰により、硝酸製品の価格改定を行うことを決定し、ユーザーとの交渉を開始すると発表した。
硝酸製品の価格改定は2013年3月の打ち出し以来で、コストの上昇を製品価格に転嫁し、製品の安定供給体制の維持強化を行うことが目的。
価格改定幅は、「濃硝酸(98%):+ 5円/kg」「希硝酸(62%):+ 5円/kg」「希硝酸(67.5%):+ 5円/kg」「希硝酸・ポリ缶:+ 10円/kg」「硝酸ソーダ:+ 18円/kg」となっている。
実施時期は、2018年3月1日出荷分から。