インガソール・ランドは2月23日、国土交通省にギガ、プロフィア等1554台のリコールを届け出た。
不具合の部分は冷蔵冷凍車用冷蔵冷凍装置(アンダーマウントタイプ)。
冷蔵冷凍車の冷蔵冷凍装置で、アンダーマウント冷凍ユニットの固定部の設計が不適切なため、この固定部の強度が不足し、走行振動等により亀裂が生じることがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると亀裂が進行し、最悪の場合、固定部が破断して冷凍ユニットが脱落して、他の交通の妨げとなるおそれがある。
全車両を点検し、冷凍ユニットの取付け材にL型が使用されているものは、冷凍ユニットの固定部に補強部材を取付ける。なお、固定部に亀裂等がある場合は、補修部材にて溶接補修を行う。
リコール対象車の台数は計1554台。組み付けられた車両が特定できないものが731台。不具合の件数は5件、事故はなし。
■型式等は下記URLを参照
http://www.mlit.go.jp/common/001222490.pdf