国土交通省は4月2日、手ぶら観光カウンターの整備・機能強化等を行う民間事業者等を対象とする補助事業の募集を開始する。
空港・駅等での荷物の一時預かりや、次の目的地あるいは海外の自宅等への荷物の配送を実現することで、訪日外国人旅行者に対し手ぶらで快適な旅行環境を提供する「手ぶら観光」を推進する。
手ぶら観光のネットワークの充実を図ることにより、訪日外国人旅行者の地方訪問や消費拡大を促すため、手ぶら観光カウンターの設置に対する支援を行うもの。
事業内容は、国土交通省が、手ぶら観光共通ロゴマーク掲出の認定をした又は認定する見込みがある民間事業者等を対象に、手ぶら観光カウンターの整備や機能強化等に対する補助を行う。
「手ぶら観光」共通ロゴマーク認定の申請要件は、「スーツケース及び土産品の配送または一時預かりの少なくともいずれか一方を取り扱うこと。ただし、免税店においては土産品のみの取扱でも可」、「配送業務を取扱う場合、宿泊施設や空港等への当日配送、または翌日配送が可能であること」「最低限、英語による案内が可能であること」「英語で料金体系の一覧を明示していること」「手荷物の配送及び一時預かりに関する補償内容を分かりやすく掲示していること」を挙げている。
補助対象経費は、「使用目的が本事業の遂行に必要なものと明確に特定できる経費」「補助金交付決定後に、契約・発注により発生した経費」「証拠書類・見積書等によって契約・支払金額が確認できる経費」の条件全てを満たす経費。補助率は補助対象経費の3分の1以内となる。
応募受付期間は10月31日17時まで。予算がなくなり次第応募を終了する。
■詳細内容
http://www.mlit.go.jp/report/press/tokatsu01_hh_000379.html