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商船三井/乗組員用クーリング作業着を試験導入

2018年04月09日/3PL・物流企業

商船三井は4月9日、帝人と協議を重ねて開発した「乗組員用クーリング作業着」を、商船三井近海の管理船で、4月から試験導入すると発表した。

<クーリング作業着の使用イメージ 左右の脇腹附近に取り付けたクーリングファンから冷気を取り込みつつ、作業着の膨張を抑えた構造>
20180409mol - 商船三井/乗組員用クーリング作業着を試験導入

この取り組みは、乗組員の熱中症対策や作業負担軽減を目的に、商船三井近海が日本・中東航路で運航する1隻の貨物船において、酷暑下で勤務する乗組員用に、充電式のクーリングファンを取り付けて体感温度を下げる作業着を試験的に導入する。

クーリング作業着は、前面と背面を覆う2層構造の生地の間に外から空気を取り込み、作業着全体に行きわたらせることで衣服の膨らみを極小化し、優れたクーリング効果により作業効率を向上することが期待される。

商船三井は、2016年11月に発表した「船舶維新NEXT~MOL SMART SHIP PROJECT~」の掲げる高度安全運航支援・環境負荷低減を推進すると共に、ICT技術を利活用したサービス向上を通じ、物流のビジネスパートナーとして顧客に選ばれる企業グループを目指すとしている。

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