商船三井は7月22日、グループの船舶管理機能の集約と安全管理強化を目的に、100%出資のLNG船舶管理会社の名称を MOL Global Ship Management Pte. Ltd.(MOLGSM)に変更した。
今後MOLGSMは、LNG船に加え、グループが長年にわたり培ってきた乾貨船およびタンカーを含めた計200隻以上の船舶管理を担う予定だ。
これまで船種別に分かれていたインハウス船舶管理会社を統合する事でグループ全体の最適化と競争力向上を図り、船種の垣根を越えたベストプラクティスの共有や環境対応船管理をはじめとする新技術分野への対応力強化に取り組む。
同時に、ITシステムの共通化等を通じた業務標準化や業務品質の向上、成長領域への柔軟な人材配置と多様なキャリアパスの提示による従業員のエンゲージメントの向上を推進し、環境対応船管理などグループ共通の課題に一丸となって対応していくとしている。
■概要
新会社名:MOL Global Ship Management Pte. Ltd.
本社所在地:5 Shenton Way #14-06 UIC Building Singapore 068808
社電話番号:+65-6420-4495
株主:商船三井100%
事業内容:船舶管理業
従業員数:70名
管理隻数:42隻
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