名正運輸は7月9日、今夏の熱中症対策として、全営業所の倉庫作業員・ドライバーを対象に「空調服(ファン付き作業着)」を導入すると発表した。
夏場の作業現場では、毎年気温の上昇による熱中症のリスクが高まっており、特に物流・倉庫業では対策が求められている。
名正運輸では「従業員の健康が最優先」という考えから、今年度から本格的に空調服を導入。倉庫内作業員をはじめ、トラック乗務員や積込補助スタッフなど屋外・屋内を問わず高温環境下で働く従業員を中心に支給していく。
空調服の導入は熱中症予防に直結するだけでなく、快適な作業環境を整えること、また従業員の満足度向上や離職防止につなげる狙いもあるという。
さらに今後、こまめな水分補給の推奨、塩飴やアイスクリームの配布、熱中症予防研修の実施など、多角的な対策を進めるとしている。
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