靴とファッションの通販サイト、LOCONDO.jpを運営するロコンドは4月19日、MAGASEEKとd fashionを運営するマガシークと相互出店する契約を締結した。
今回の取り組みでは、MAGASEEK倉庫在庫をLOCONDO.jpで販売し、顧客から注文が入った場合はMAGASEEK倉庫から直送する。ロコンド倉庫在庫をMAGASEEKやd fashionで販売する場合も同様。
このフローを敷くことによって、欠品なく、顧客に早く商品を届けることが可能になるだけではなく、各ショップはシステム開発費用を投資することなく、在庫の分散を抑制できる。
在庫の分散を抑制しつつ、受発注モデルの問題点を解決するのが今回の、ファッションEC間の相互出店契約、通称「MAGALO同盟」になる。
なお、受発注モデルの問題点とは、「システム開発・運営コストがかかるため、大手ショップ様以外は投資が困難」「顧客に迅速に商品を届けられない(およそ1週間かかる)」「実物在庫が倉庫にないため、欠品が起きる場合もある」の3点。