ZMPは4月25日、物流支援ロボット「CarriRo」(キャリロ)の牽引オプションの出荷を開始したと発表した。
牽引オプションとしてCarriRoに連結可能なアタッチメントの出荷を開始した。
牽引オプションを使用することで、重量300kg相当のロールボックスパレット(カゴ台車)や六輪台車(スリムカート)、又パレット搬送可能な台車等の牽引が可能となる。
牽引機能をCarriRoの「カルガモ」機能で活用することにより、作業者の方はCarriRoの前方を歩くだけで重い荷物の積載された台車の搬送が可能になり、作業負荷の軽減、搬送効率の向上に貢献する。
ワンタッチでの脱着が可能となっており、CarriRoの稼働率をあげ生産性のさらなる向上につながる。
また、アタッチメントはCarriRo側と台車側に分かれており、台車側に固定されるアタッチメントは台車の幅に合わせて調整なため、様々な現場で使用中の台車に対して柔軟に取付が可能となっている。
■主な仕様
本体重量:55kg
大きさ:幅600mm、奥行900mm、高さ200mm(ハンドル部900mm)
最大積載荷重:150kg
最大速度:6km/時間
牽引力250N(重量300kg)
※路面状況や台車の状況による。
充電時間:2時間半
稼働時間:8時間
■価格
CarriRo側アタッチメント 5万円(税別)/1個
台車側アタッチメント(牽引部長さ450、800、1000mm)3万円(税別)/1個
5年リース 月額2万8000円(税別)/1台