センコーは5月7日、中国現地法人の上海扇拡国際貨運が、上海市内に「青浦物流センター」を開設し、5月2日から本格稼働したと発表した。
青浦物流センターは、上海虹橋空港の西約30kmに位置し、高速道路のインターチェンジから約3kmと至近で、江蘇省や浙江省の各方面へもアクセスが良い好立地。
新センターは、2階建てで高床式トラックバース(22台接車可能)を設けるなど、全天候型の物流センターで、セキュリティ対策として、ICカードによる入退室管理システムや監視カメラも完備している。
センター1階には冷凍・冷蔵設備の設置が可能な約3360m2の区画も整備し、今後の3温度帯の物流ニーズにも対応できる施設になっている。
■青浦物流センターの施設概要
所在地:中華人民共和国 上海市青浦区北青公路7171
敷地面積:1万5000m2
建物構造:鉄筋コンクリート 2階建て
延床面積:1万8852m2(倉庫 1万8752m2、事務所 100m2)
主要設備:貨物用エレベータ3基、垂直搬送機1基、ドックレベラー7基