NTTロジスコは5月9日、国内最大手の総合美容ディーラーであるガモウ社の理美容物流の実施事例をWeb上に公開した。
事例ではNTTロジスコを物流パートナーとして選定した背景とその後の効果について掲載。物流業務をNTTロジスコに一括アウトソースすることでガモウ社の営業がコア業務へ専念できる環境整備に寄与。
また、NTTロジスコの物流センター全体でレイバーコントロールを行い曜日、時間によって大きく増減する荷量波動に柔軟に対応する体制を整備した。
さらに、日曜日以外、物流センターを稼働させる体制で西日本エリアの迅速な配送リードタイムを実現したとしている。
このようなことで、ガモウ社の業績拡大に貢献すると共に、西日本物流センターの構築で仕入と在庫の一元化を可能にし、在庫の適正化を実現した。
NTTロジスコは西日本物流センターの立上後も継続的な改善提案に取り組んでいる。今後、ガモウ社の「戦略的物流パートナー」としてガモウ社が目指す理美容業界のプラットフォーム“物流の美容村”の構築をガモウ社と共に推進していくとしている。
なお、ガモウ社は、1万8000種類を超える商品を全国の美容サロンに提供する総合美容ディーラー。ガモウグループが急速に拡大していく中で、支店や営業所、グループ会社がそれぞれ独自に物流体制を構築していた西日本エリアで、「物流体制の強化、サービス品質の向上と均一化」と、「仕入と在庫管理の一元化によるSCM効率化」を課題として抱えていた。
そこで、ガモウ社は西日本エリアの物流を統合する「西日本物流センター」の構築を決断し、NTTロジスコを物流パートナーに選定したもの。
現在、大阪府高槻市の西日本物流センターは稼働から2年目を迎えている。
■ガモウ社の理美容物流導入事例
http://www.ntt-logisco.co.jp/case/beauty_gamo.html