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川西倉庫/3月期は増収増益、国内が堅調

2018年05月11日/決算

川西倉庫が5月11日に発表した2018年3月期によると売上高は223億4300万円(前年同期比0.7%増)、営業利益5億8600万円(10.4%増)、経常利益6億5700万円(20.2%増)、当期利益4億8700万円(31.6%増)となった。

コーヒー豆等の取扱いの増加による普通貨物の入出庫高、保管高の増加、神戸港での港湾運送取扱業務の増加、前期に購入した信託物件や前期に連結子会社とした運送会社の業績が通期で寄与する
などの収入増となった。

営業利益は当期に稼働した海外での新倉庫にかかる諸経費の計上や前期に新設した新倉庫にかかる減価償却費等が増加たが、荷役用具費や信託物件の初期費用が減少し、増益となった。

当期利益は、投資有価証券売却益を特別利益に計上したことにより前期を上回った。

次期は、国内物流事業は貨物の取扱高が堅調に推移し、国際物流事業も海外での新倉庫が本格的に稼働するなど、上回ると予想している。

利益面は、海外での新倉庫稼働に伴う諸経費の減少や倉庫増設による再保管経費の減少などを見込んでおり、営業利益と経常利益についても当期を上回ると予想している。

次期の通期は、売上高232億円(3.8%増)、営業利益6億5000万円(10.8%増)、経常利益6億7000万円(1.9%増)、当期利益4億4000万円(9.7%減)を見込んでいる。

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