Hacobuは5月24日、経済産業省が推進するサービス等生産性向上IT導入支援事業（IT導入補助金）」で「IT導入支援事業者」に認定され、 5月にHacobuの「動態管理システム」「トラック受付システム」がITツールとして登録されたと発表した。
中小企業・小規模事業者が自社の課題やニーズに合ったITツール（ソフトウエア、 サービス等）を新規導入する際、 経費の一部が「IT導入補助金（サービス等生産性向上IT導入支援事業）」の補助対象となる。
申請期間は3回に分かれており、現在一次公募の交付申請受付中で2018年6月4日まで、 二次公募は2018年6月中旬～8月上旬、 三次公募は8月中旬～2018年10月上旬となっている。
＜MOVO動態管理システム サービスイメージ図＞
「MOVO動態管理システム」は専用端末をトラックのポートに差し込むだけで、取付工事不要・低価格で、リアルタイムに車両位置情報の管理が導入可能。
位置情報取得は物流業界最高頻度の5秒に1回となっており、顧客からの問い合わせ対応の負担軽減、他社との差別化が図れ、自動地点認識機能で、待機時間の自動把握も可能だ。
＜MOVOトラック受付システム サービスイメージ図＞
「トラック受付システム」は、パソコンやタブレットを用意するだけで簡単に使い始められる倉庫の受付システムで、導入すると紙の帳簿が不要となる。
ドライバーの呼び出しは全て携帯電話のSMS（ショートメッセージ）で可能になるため、 ドライバーはガラケー、スマホかを保有していれば情報を受け取れるため、専用アプリのダウンロード等は不要。
1ユーザーIDあたり、最低月額1万円（税別、実費別）から利用可能で、Hacobuが流通事業者向けに開発を行い2月にリリースをした、トラック予約システムとの連携も可能（連携した場合、物流総合効率化法の要件にも対応したシステム）。
さらに、 Hacobuが提供する他の物流事業者向け機能（動態管理、オンライン配送受発注等）との連携も見据えた拡張性が特徴。
■IT導入補助金
https://www.it-hojo.jp/applicant/
