NTTアドバンステクノロジと河村電器産業は6月14日、NTT-ATが提供中の監視カメラソリューションのラインナップに、共同開発した「通信機器格納型宅配BOX」を追加し、販売を開始したと発表した。
通信機器格納型宅配BOXは、安心・高機能な監視カメラソリューション「NTT-AT カメラ」シリーズで監視している映像を遠隔から閲覧するために必要な「監視カメラレコーダ」、「ルータ」、「光回線終端装置」を、屋外に設置可能な宅配ボックス内に格納できる状態で提供する。
アパートやマンションなどの付帯設備として導入ニーズが高まり、監視カメラと宅配ボックスをまとめて提供することが可能となる。
通信機器格納型宅配BOXは、電気設備を守ってきた技術でつくった河村電器産業の宅配ボックスをベースに「ファン」「温度センサー」「電源」をボックス内に設置し、NTT-AT製の「監視カメラ用レコーダ(ATN-041T2 / ATN-042T2)」、YAMAHA製の「ギガアクセスVoIP ルータ(NVR510)」、「光回線終端装置(PR500-KI)」を格納できるように設計している。
雨風にも強く、安心の防水構造(保護等級IPX4相当)で、サビにも強いステンレス製。強風(風速40m/s)にも耐えられる「堅牢性」を持つ。
通信機器格納型宅配BOX は、「防水性」「防錆性」「堅牢性」に長けている自立型の宅配ボックスであり、かつ通信機器格納部分については、「監視カメラレコーダ」「ルータ」「光回線終端装置」をつなぐ配線がされている。
通信機器格納部分に電源を供給できれば、さまざまな場所で設置が可能ですが、主な設置場所としては、マンション、アパートのエントランスになる。
連載 物流の読解術 第17回:直線型配送における共同配送-物流共同化を考える(5)-