センコーと九州センコーロジは7月2日、日本物流団体連合会から物流環境大賞を受賞したと発表した。
<6月29日に行われた授賞式。 写真右からセンコー嘉永良樹副社長、日本物流団体連合会の田村修二会長、コカ・コーラ ボトラーズジャパンSCM本部ウエスト製品物流グループ統括部 石原雅司統括部長、九州センコーロジ黒木一仁社長>
大賞を受賞したのは、コカ・コーラ ボトラーズジャパン、センコー、九州センコーロジの3社で取り組んだ「飲料製品の九州と関西間の幹線トラック輸送を鉄道輸送に切り替えたモーダルシフト」で、これにより大幅な環境負荷低減と物流効率化を実現したことが評価された。
センコーは、「フタムラ化学のプラスチックフィルムを大型トラック幹線輸送から鉄道輸送へのモーダルシフト」、「ADEKAとADEKA物流の加工油脂を長距離トラック輸送からフェリー船輸送へのモーダルシフト」、「日本ノボパン工業のパーティクルボードを幹線輸送大型化に合わせた船舶へのモーダルシフト」の3件についても、物流環境特別賞を受賞した。
センコーグループでは、今後もモーダルシフトの推進をさらに強化し、環境負荷の低減と物流効率化の実現に積極的に取り組んでいく考えだ。