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日立物流/物流環境負荷軽減技術開発賞を受賞

2018年07月03日/CSR

日立物流は7月3日、日本物流団体連合会(物流連)主催の第19回物流環境大賞において、日立物流の「精密機器輸送のモーダルシフト拡大による環境負荷低減の推進」が評価され、「物流環境負荷軽減技術開発賞」を受賞したと発表した。

<表彰式、右が日立物流佐藤執行役常務>
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<テクニカルセンタ(千葉県松戸市)>
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<鉄道輸送専用パレット>
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受賞した取り組みは、東海地方から北海道・東北6県・九州4県への「精密機器(金融端末)」の輸送と北陸地方から中国地方への「精密機器(半導体製造装置)」の輸送についてトラック輸送から鉄道コンテナ輸送へのモーダルシフトを実現した。

特に、金融端末の鉄道コンテナ輸送を実現するにあたっては、日立物流テクニカルセンタにおいて実製品を用いた綿密な振動試験を行い、製品をコンテナ内で固定するための専用パレットを開発するとともに、長期にわたる鉄道試験輸送等によって、「精密機器」の鉄道コンテナでの輸送を実現している。

これらの取り組みによりCO2排出量を32.0t(トラック輸送比77.4%減)削減した。

受賞は、今まで敬遠されがちであった精密機器を対象にしたモーダルシフトの取り組みが物流分野において、環境負荷軽減に資する先駆的な技術開発であると評価されたものという。

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