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アスクル/自社配送体制を強化

2018年07月04日/SCM・経営

アスクルは7月4日に発表した2018年5月期の決算で、独自の持続可能なグループ配送体制の強化を図ると表明した。

<配送基盤の強化>
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配送ドライバー不足等に起因する配送運賃の上昇傾向、国内物流業者による取扱い総量規制等が行われているが、同社では、配送ドライバーの増員やグループ会社の活用により、自社グループ配送網の拡大を図っていく。

同時に、最先端の技術であるAIやビッグデータの活用により、最適なルートを計算し、配送ドライバーの効率配送を支援することで、コストの抑制を実現する。

また、ロボティクス等の導入により物流生産性のさらなる向上を目指すとともに、「AVC関西」において、Open Platform by ASKUL(OPA:同社の強みである物流とマーケティングのプラットフォームを外部提供する事業、以下:OPA)を提供し、物流のシェアリングによる物流配送コストの低減を実現していく。

すでに、一部メーカーや流通企業とはOPAを活用した取り組みを始めているが、AVC関西では、メーカーやストア企業との在庫の共有化・商品の同梱配送等を進め、同社の物流プラットフォームをメーカーやストア企業に積極的に提供・活用してOPAをより一層加速する。

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