Rapyuta Robotics(以下:RR)は7月30日、物流やファクトリーオートメーション業界の自働化ソリューションを提供するための開発などを目的に、総額10.5億円の第三者割当増資を実施について、発表した。
資金調達の目的は、昨年末から実施しているアーリーデベロッパープログラムから得た貴重なフィードバックをプラットフォームに反映するための開発費用、及びプラットフォームの一般公開に向けた販促費用に充当する。
物流やファクトリーオートメーション業界におけるrapyuta.ioのニーズが高いと考えられる中、当該業界向けにクラウドロボティクスを活用した自働化ソリューションを提供するためのの開発費用、パートナーシップ強化のための費用に充当する。
今回の第三者割当増資の引受先は、新規株主としてジャパン・コインベスト投資事業有限責任組合(無限責任組合員 三井住友トラスト・インベストメント)、ソニーのコーポレートベンチャーキャピタルであるSony Innovation Fund、JMTCキャピタル(代表社員:日本材料技研)が運営するファンド、並びに既存株主。
同社は「Empowering Lives with Connected Machines」をスローガンにロボット、センサー、データセンタ、ーなど様々な「マシーン」をネットワークで融合し、中央管理・中央制御出来るクラウドロボティクス・プラットフォーム(rapyuta.io)を提供することで、人々の生活を豊かにすることをミッションにしている。
同社は、チューリッヒ工科大学(ETH Zurich)からスピンオフした大学発ベンチャーで、日本に本社を置き、世界でも最先端の制御技術と人工知能技術を活用した次世代「クラウドロボティクス・プラットフォーム」の開発を行っている。
このプラットフォームを活用することで、ロボットを単体で管理するのではなく、多種多様な複数のロボットを中央管理・中央制御し、主に大手事業会社様にロボットを活用した自動化ソリューションの提供を行っている。
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