川崎汽船は8月20日、モザンビーク共和国から研修員1名を招いて、8月6日から10日までの5日間にわたりインターンシップを実施したと発表した。
インターンシップでは、川崎汽船の事業や海運業界に関する紹介や、大井コンテナターミナル、建造中のLNG船、造船所の見学が実施された。
取引先の企業に協力いただき、研修員が面談に参加する等、川崎汽船での日常業務も経験した。
このインターンシップは、独立行政法人 国際協力機構(JICA)が主催する「アフリカの若者のための産業人材育成イニシアティブ(ABEイニシアティブ)」における、「修士課程とインターンシップ」プログラムの一環として実施されたもの。
このプログラムを通じて、日本とアフリカの間での人脈が形成されるとともに、研修員は、日本企業がアフリカで経済活動を進める際の水先案内人として活躍することが期待されている。
川崎汽船はその趣旨に賛同し、初めて研修員を受け入れた。