日本GLPは8月29日、神戸市東灘区に先進的物流施設「GLP六甲III」を着工したと発表した。
「GLP六甲III」は3PL企業である水岩運送と大手物流企業との賃貸借契約の締結により着工前に満床となっている。
建設地は、満床の「GLP六甲」「GLP六甲II」と同様に六甲アイランド内に位置し、大阪と神戸への交通アクセスに優れている。
地上4階建てで、汎用性の高い施設設計により、テナント企業の細かなニーズにも柔軟に対応する。
特に1階は内柱を鉄筋コンクリート造、梁を鉄骨造としたハイブリッド工法を採用し、ブレースがなく、機能性向上と自由度の高いプランニングが可能な施設となっている。
加えて大型シーリングファン「ビッグアスファン(Big Ass Fans)の設置やカフェテリアの整備など快適性の高い労働環境も提供する。
「GLP六甲III」は、日本の5大港である神戸港に隣接、阪神高速道路5号湾岸線六甲アイランド北ICから約2.7kmに位置し、阪神高速道路湾岸線の西伸部(六甲アイランド北~駒栄)の整備が決定しており、今後さらなる利便性の向上が見込める。
加えて六甲ライナーマリンパーク駅より徒歩圏内で、沿線に複数の住宅地があることから雇用の点からも優位な立地だ。
■施設概要
施設名:GLP六甲III
所在地:兵庫県神戸市東灘区
敷地面積:約1万6000m2
延床面積:約3万2000m2
構造:耐震・鉄骨造
着工:2018年9月(予定)
竣工:2019年9月(予定)