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JMU/日本初の国有LNG燃料作業船を受注

2018年09月04日/IT・機器

ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は9月3日、軽油と液化天然ガス(LNG)の2元燃料主機関を搭載する海洋環境整備船(清掃兼油回収船)1隻の建造を国土交通省関東地方整備局から受注したと発表した。

同船は、国際海事機関(IMO)が策定し2017年1月に発効した「ガスまたはその他の低引火点燃料を使用する船舶の安全に関する国際規則(IGFコード)」に準拠し建造される日本初の国有LNG燃料作業船となる。

2021年3月に予定される就役後は、LNGバンカリング拠点として整備の進む横浜港を母港に、東京湾での海洋汚染の防除として、船舶航行の安全を確保し海域環境の保全を図るため、海洋環境整備事業で浮遊ゴミや油などの回収に従事する。

■船舶概要
全長:33m
全幅(型):11.6m
深さ(型):4.2m
総トン数:200トン未満
主機関:2元燃料4サイクル中速ディーゼル機関2基
特機装置:塵芥回収スキッパー・塵芥コンテナ・多関節クレーンなど清掃装置、油分濃縮型油回収装置

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