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椿本チエイン/30%省スペース化・高効率な高速自動仕分装置開発

2018年09月13日/IT・機器

椿本チエインは9月10日、省スペース・高効率な高速自動仕分け装置「リニソートS-C∞(エイト)」を開発したと発表した。

<リニソートS-C∞構成図>
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リニソートS-C∞はチルトトレイ式仕分け装置「リニソート」の新機種で、スパイラル状に配置されたソーターと仕分け間口(シュート)の多段化対応によって、省スペース化と高効率化を実現。

同じ仕分け方面数であれば、既存の「リニソートS-Cコンパクトタイプ1段式」と比べて30%の省スペース化が可能で、3段、4段に増設することで、さらなるスペースの有効活用が図れる。

仕分け能力は4000個/時。「リニソートS-Cコンパクトタイプ2段式」で必要だった上段下段の投入判断が不要となるため、ミスのない高精度仕分けを実現できる。

また、リニアモーターによる非接触駆動で、静かでクリーンな作業環境を実現。用途に合わせた機能拡張も可能で、ソータ用RFIDタグ自動読み取り装置「T-TRAYREADER」やトレイ上バーコードリーダの設置により、ワーク投入作業の効率化や設備費用のコストダウンが図れる。

<物流センター庫内業務の無人化システム(イメージ図)>
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リニソートS-C∞とロボットの組み合わせにより、商品投入から出荷エリア(梱包・出荷)までの完全自動化(無人化)にも対応できる。

■リニソートS-C∞概要
仕分け能力:4000個/時
トレイピッチ:600mm
搬送物サイズ:最大L450mm×W350mm×H150mm、最小L100mm×W100mm×H10mm
搬送物重量:0.1~2.0kg/個
シュート数:100シュート
用途:日用雑貨、化粧品、衣料品などの仕分け

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