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恒和薬品/福島県郡山市に1.8万m2の医薬品物流センター建設

2018年09月14日/物流施設

アルフレッサホールディングスは9月14日、子会社の恒和薬品が福島県郡山市で新物流センターを建設すると発表した。

75億円を投じ、9月末頃の着工、2020年5月の稼働開始を予定している。

新物流センターの保管品目は2万7000アイテムで、医薬品物流拠点としては東北最大級の規模。

最新マテハン設備の導入やPIC/S GDP(医薬品の適正流通基準)への対応に加え、免震構造の採用や非常用電源の設置によって、災害時でも持続的な稼動を可能にするほか、屋上にヘリポートを併設し、大規模災害時に営業エリアを越えて医薬品を供給する機能も持たせる。

完成後は、建設地から至近にある既存物流センターを移転する計画で、敷地面積は2倍、保管品目は1.35倍に拡大する。

なお、恒和薬品は10月にアルフレッサホールディングス傘下の小田島と統合し、東北アルフレッサとなる予定。新物流センターは、グループの東北地方における物流の中核拠点として機能していく。

■施設の概要
名称:恒和薬品 新物流センター(仮称)
所在地:福島県郡山市喜久田町字松ヶ作15-1
敷地面積:2万345m2
建築面積:6272m2
延床面積:1万8126m2
構造:鉄骨造3階建
保管品目:2万7000品目
配送エリア:南東北(宮城県・山形県・福島県)
投資額:75億円(土地、建物、物流機器など)
稼働開始(予定):2020年5月

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