ヤマト運輸は9月18日、社員のライフステージに応じて柔軟に勤務形態を選択できる「労働日数・時間選択制度」を9月16日から開始したと発表した。
勤務形態の選択肢を増やし、さらに勤務日数も選択できるようにすることで、より安心して働き続けられる環境を構築していくとしている。
対象者は育児や家族などの介護、あるいは年齢(50歳以上)など一定の条件に該当する在籍1年以上のフルタイマー社員。
選択できる勤務体系は、1日あたりの労働時間に「7時間」を新設、週あたりの労働日数は「週4日」「週3日」を選択可能にする。
なお、ヤマト運輸は、働き方改革を経営の中心に据え、労働人口の減少などによる物流業界全体での人手不足に対応し、社員にとってより働きやすい労働環境の整備や、採用競争力の強化に向けて取り組んでいる。
人事制度では、セールスドライバーの正社員採用や無期労働契約への転換制度など、社員が安心して働ける制度の導入を進めている。
育児や介護、加齢による体力の低下など、社員のライフステージが変化するときに1日あたりの労働時間を柔軟に選択できるよう短時間勤務制度を運用してきた。