DHL Global Forwardingは9月24日、北アジア南太平洋地区のCEOに、10月1日付でチャールス カウフマン氏を選任すると発表した。
カウフマン氏は、現DHL Global Forwarding北アジア地区CEO兼日本の代表取締役社長で、7月までバリューアディドサービシーズアジア太平洋地区統括本部長を務めた。
1973年にDeutsche Post DHLに入社して以来、航空、海上貨物輸送から通関、倉庫管理、国際的なサプライチェーンソリューションなどの分野へと専門知識を着実に広げ、DHL Global Forwarding北アジア地区CEOとして、同事業部のコアビジネスである航空、海上貨物輸送での革新的なサービスの拡充と、韓国・日本発、中国経由、欧州行の新たなマルチモーダル海上&鉄道輸送サービスの開発を主導してきた。
10月1日付でDHL Global Forwardingの北アジア地区と南太平洋地区を再編し、新たに北アジア南太平洋地区を設立することから、40年以上にわたるロジスティクスでの経験を有するカウフマン氏の同地区CEO選任を決めた。
カウフマン氏は「世界の貿易環境は不安定であるにもかかわらず、今後も北アジアの経済大国である韓国、日本などの未来は明るいといえる。逆風のなかでも、同地域の業界が成長するための安定した基盤を提供するため、ここ数年で確立した強力なネットワークとサービス基準をさらに構築していくことを期待している」。
また、「オーストラリアとニュージーランドが着実に経済成長を続ける一方、パプアニューギニアやフィジーなどの新興国も世界の主要市場とのつながりを強めてきている。こうした進展を支援するために、輸送手段の連携によりコスト効率をさらに高め、ロジスティクス・ソリューションを効率化し、あらゆる顧客との接点で市場をリードするサービスを提供していきたい」と述べた。