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阪急阪神エクス/9月の航空輸出取扱重量10.8%増、関空取扱5割回復

2018年10月04日/調査・統計

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阪急阪神エクスプレスが10月4日に発表した9月の航空輸出入取扱い実績によると、航空輸出取扱件数は1万4104件(前年同月比15.6%減)、取扱重量は6603トン(10.8%増)だった。

件数は8か月連続で前年実績を割り込んだが、重量は26か月連続で対前年プラスとなった。

航空輸入取扱件数は1万3033件(前年同月比13.8%減)で2か月連続で対前年マイナスとなった。品目別では、自動車部品関連やブランド品関連は堅調に推移したがアパレル関連が伸びを欠いた。

台風21号による関空被災の影響から、出荷自体の見合わせや船便へのシフト、成田・羽田の混雑に伴う未通関、未配送貨物も多数あり、前年実績を大きく割り込んだ。

取扱重量は4234トン(25.29%減)だった。

関空での取扱状況について、大阪仕立混載は、日を追うごとに順次拡大し、9月最終週の対前年比では、件数ベースで47%、重量ベースで54%まで回復している。関空貨物地区の機能が完全復旧するまでは他港も併用することになるが、引き続き関空発混載路線を着実に増やしていくとしている。

また、関空着関空通関の件数は、9月最終週の対前年比では70%近くまで回復している。また、一部スペースの関係で他港向も併用しているが、全ての発地で関空向混載を再開している。

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