米国クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(C&W)は10月25日、グループ傘下のクッシュマン・アンド・ウェイクフィールド・アセットマネジメント(C&W AM)が、ジェイ・エル・シー特定目的会社を通じて、8月28日に大阪府堺市の大規模物流施設「LF堺」を取得したと発表した。
<LF堺>
LF堺は、地上4階建て延床面積10万8000m2のダブルランプウェイとセンターバースを有するマルチテナント型物流施設。2018年に取引された物流施設の中で最も大きい施設の一つで、C&W AMが10月25日付でアセットマネジメント業務を受託している。
C&W AMの田中義幸社長は、「この最新鋭のインダストリアル・アセット取得とアセットマネジメント業務受託は、事業における記念すべきマイルストーン。運用ポートフォリオの増強に加えて、ロジスティクスやインダストリアルセクターへのサービス拡充への重要な足掛かりになる。」とコメントした。
なお、C&WはLF堺に続いて埼玉県坂戸市と久喜市でも8月に立て続けて物流施設のアセットマネジメント業務を受託。ロジスティクス&インダストリアル部門がテナントリーシングを担い、アセットの稼働率アップを図っていくなど、インダストリアルセクターでの複合的なサポートを提供していくとしている。
■LF堺の概要
住所:大阪府堺市堺区築港八幡町1-175
敷地面積:5万4003.24m2
延床面積:10万8062.70m2
構造:鉄骨造 制振構造 地上4階建
床荷重:1.5トン/m2
庫内天井高:有効5.5m~6.5m
竣工:2016年6月
交通:阪神高速道路三宝ICから1.5km
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