三井物産は10月25日、国家戦略特別区域で認定を受けた「オンライン診療・オンライン服薬指導・医薬品配送一貫モデル」の実証事業を、兵庫県養父市と福岡県福岡市で開始すると発表した。
<実証事業の概要図>
医薬系ベンチャーのミナカラと協力して、オンラインでの診療から医薬品の受け取りまでを一貫して管理・実施できるシステムを提供し、患者・医師・薬局と、利便性と治療の継続性を検証する。
これによって、患者はスマートフォンなどのテレビ電話機能を使用し、自宅に居ながら診療と服薬指導を受けられるほか、処方薬も受け取ることができるようになる。
養父市では市や市内の診療所・薬局と連携し、福岡市では薬局事業を展開する関連会社の総合メディカルと共同で実施する。