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国交省/海運業や石油元売り業など、2020年SOx規制対応で会合

2018年11月26日/SCM・経営

国土交通省海事局は11月26日、「舶用燃料油の性状に関する6者協議会」の第2回会合を、11月19日に行ったと発表した。

<会合の様子>
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会合には、海運業や石油元売り業、造船所、舶用機器メーカーといった民間企業のほか、石油販売業・海運業の各業界団体などが参加。

10月30日に開催された第1回会合での指摘を踏まえ、最新の調査結果として、エンジンメーカーと国交省が、舶用燃料油の動粘度や流動点が変化した場合に想定される必要な対応や、その割合などを報告した。

また、これを踏まえて海運業界と石油業界の間で、活発な意見交換が行われた。

海運業界からは、供給する燃料油について、他社製の燃料油間で混合安定性を確保することなどを要望した。

協議会は、2020年1月に実施される舶用燃料油のSOx(硫黄酸化物)濃度規制強化を受けて、従来の舶用燃料油の性状が変化することを想定し、関係業界が規制に円滑に対応するための準備や、適切な燃料の供給、選択、使用の実現などを目的に設置された。

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