いすゞ自動車は11月29日、国土交通省にエルフのリコールを届け出た。
不具合の部分は原動機(ロッカーアームシャフト)。
小型トラックのエンジンのロッカーアームシャフトにおいて、取付けボルトの締結力が不適切なため、当該ボルトが緩むものがある。そのため、そのまま使用を続けると、当該ボルトが折損して異音が生じ、最悪の場合、走行中にエンストし、再始動できなくなるおそれがある。
全車両、ロッカーアームシャフト取付けボルトの点検を行い、当該ボルトが緩んでいない場合は増締めを行い、緩んでいる場合はエンジンを交換する。
リコール対象車の台数は計8万6070台。不具合の件数は250件、事故はなし。
■型式等は下記URLを参照。
http://www.mlit.go.jp/common/001262944.pdf