オープンロジは11月30日、新たに岡山県の倉庫会社と業務提携し、EC事業者向けの在庫分散サービスを運用開始したと発表した。
<新倉庫の内観>
このサービスは、過去の出荷実積などをもとに在庫を複数の倉庫に分散・保管し、出荷代行を行うもの。
<在庫分散サービスの概要>
利用することで配送距離が縮減し、宅配会社の配送負担軽減や、EC事業者の配送費低減が可能になる。また、関東エリアの既存倉庫に加え、岡山県倉敷市の新倉庫を活用することで、本州・四国・九州への翌日配送が可能になる。
<コアラマットレスのイメージ>
すでに、オンライン販売専門マットレスメーカーのKoala Speep Japanがサービスを導入し、11月30日から在庫分散による出荷を開始。従来サービスとの比較で、1か月あたり2割の発送費用削減を見込んでいる。
オープンロジは、透明でシンプルな業界最安値水準の料金体系と手続きの簡略化によって、会員登録後に即、オンライン上で物流業務(入庫・保管・発送業務)をアウトソーシングできるオンデマンドの物流サービス。中小規模のEC事業者を中心に、4000社以上の小売事業者が導入している。