ヤマトグローバルロジスティクスジャパン(YGL)は12月4日、グローバル企業向けのトータル物流サービスを開始したと発表した。
ロジスティクスや輸送サービスのアウトソーシングに加え、顧客のサプライチェーン全体を見直すコンサルティング業務や、物流現場での課題の洗い出し、課題解決に向けたソリューションの提案・実行、駐在型BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)を提供し、事業環境に合わせた最適な物流戦略の立案を顧客とともにスピーディーに実行する。
サービス導入で、利用者は駐在型BPOによる事業環境に合わせた最適なサプライチェーンの確立が可能になるほか、物流業務をアウトソーシングすることで経営資源をコア事業領域に集中できる。さらに、サプライチェーン全体を可視化することで、プロセスの効率化やコスト削減、顧客満足の向上にもつながる。
今後はサービスを提供する業界や物流コンサルティング領域、サービス範囲の拡大について検討を進めていく。
なお、新サービスは、すでに日精エー・エス・ビー機械のインド生産子会社であるASB INTERNATIONAL PVT.LTDの工場に導入済み。
工場内での原材料の適正在庫管理や製造工程までの物流をヤマトロジスティクスインドが担い、物流品質の向上に寄与しており、今後は庫内業務の可視化と最適在庫管理、製造ラインへの最適納品を実現し、4PL/BPOとしてサプライチェーンの改革を進めていく。
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