日野自動車は12月6日、国土交通省に「日野レンジャー」などのリコールを届け出た。
<改善か所説明図>
不具合の部位は、動力伝達装置(制御プログラム)。
「日野レンジャー」と大型バス「日野ブルーリボンハイブリッド」で、2個仕様の自動クラッチ作動用モータの制御プログラムが不適切なため、片側モータ失陥時に残りのモータでクラッチが作動できないことがあり、警告灯が点灯するとともに走行不能となるおそれがある。
改善措置として、全車両の制御プログラムを対策プログラムに書き換えるとともに、モータを新品に交換する。
対象は2車種112型式で合計3115台。不具合件数は36件で、事故は無し。
■型式等は下記URLを参照
http://www.mlit.go.jp/common/001264006.pdf