郵船ロジスティクスは12月7日、那覇市内で11月21日に行われた内閣府主催「沖縄型産業中核人材育成事業」の研修プログラムの中で、海外販路の拡大についての講演を行ったと発表した。
<講演の様子>
講演には、同社第一総合開発営業部の鶴巻氏が登壇。海外展開に関する自社での取り組みを交えながら、県内の生産者・メーカーや商社の各社経営者・役員など向けに、グローバル総合物流業者の役割や鮮度保持輸送技術など、沖縄産品の輸出促進を念頭に、サプライチェーン・ロジスティクスの重要性を説明した。
研修プログラムは、内閣府沖縄総合事務局による「貿易業界における沖縄型産業人材育成事業」により、沖縄県貿易協会と野村総合研究所が「~貿易で“稼ぐ力”が身につく~商談型人材育成研修」をテーマに開催。郵船ロジスティクスは物流企業から唯一の講師として、プログラムに参加した。
郵船ロジスティクスは、今後も官民共同プロジェクトへの参加を通してサプライチェーン・ロジスティクスのグローバル展開に寄与していくとしている。