商船三井とProman Shipping AGは12月12日、韓国・現代尾浦造船所で新造メタノール船の命名式を11月27日に行ったと発表した。
新造船はMethanol Holdings(Trinidad) Limited.(MHTL)のDennis Patrick CEOによって「CASTARA(カスターラ)」と命名された。MHTLとProman Shippingは、ともにProman Groupの子会社。CASTARAは、Proman Shippingの拡大する船隊の中で、環境に優しく、燃費効率の優れた本船となる。
商船三井の小池正人常務執行役員は、「最新設計を採用したCASTARAは、商船三井のフリートの中で、メタノール輸送に不可欠な役割を果たすことを確信している。より安全に、より効率的な輸送の探求を続けることで、Proman GroupとMHTLにさらに貢献していきたい」とコメント。
また、Proman GroupのDavid Cassidy CEOは、「CASTARAは、Proman Shipping初の載貨重量5万トン船で、Proman Shipping船隊で最大の船舶になる。商船三井とは、今後もパートナーシップを強化し続けたい」と語った。