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キユーソー流通システム/2021年の売上高目標1760億円

2019年01月10日/SCM・経営

キユーソー流通システムは1月10日、2019年度(2019年11月期)から2021年度(2021年11月期)までの3か年を対象とした中期経営計画を策定・発表した。

2021年度の具体的な業績目標は、売上高1760億円(2018年度実績比4.08%増)、営業利益53億円(15.2%増)、経常利益54億円(12.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益29億円(26.0%増)を目指す

基本方針は、グループは経営基盤である品質を最優先にこだわり、グループ総合力の展開で持続的な成長を追求する。テーマは「持続的成長への挑戦」とし、1.新領域の創出による成長、2.機能の強化と拡充、3.選ばれる企業価値の創造の3つを基本方針としている。

新領域の創出による成長では、「付加価値物流の提案」、「『運ぶ』『届ける』の可能性拡大」、「成長機会への投資」を挙げている。

機能の強化と拡充では、「グループ連携による物流集団の精鋭化」、「新たな技術導入や基幹システム再構築」、「機能の効率化による事業運営の加速」を挙げ、既存事業の全体最適化を推進する。

選ばれる企業価値の創造では、「働きやすい職場環境づくり」、「付加価値とブランド力の向上」、「社会・環境への取り組み」を挙げ、すべてのステークホルダーの幸せを追求するとしている。

また、前中期経営計画で副題となっていた「魅力ある人と技術でベストパートナーとなり環境と人にやさしい企業をめざします」は、長期的視点に立っためざす姿として引き続き採択した。倉庫機能・運送機能の効率化、基幹システムの再構築によるオペレーションのシンプル化、拠点への最新技術導入による経営資源の最適化を進めるとともに、様々な立場の従業員が、安心して働ける環境の構築にも積極的に取り組んでいくとしている。

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