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福岡運輸/バース予約・受付システムを稼働開始

2019年01月18日/IT・機器

福岡運輸は1月18日、2019年1月から、自社開発した「バース予約・受付システム」の本格稼働を開始したと発表した。

<バース予約・受付システムの全体像>
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このシステム導入により乗務員の待機時間が解消され、物流効率が格段にあがることになる。

基幹拠点である神奈川県川崎市の東京支店と佐賀県三養基郡基山町の福岡支店で稼働させ、その後順次拡大していく予定だ。

バース予約・受付システムは主に予約機能、受付機能、バース自動割当、乗務員通知・誘導の4つの機能で構成されており、用途に合わせて自由に組みわせて使用することが可能。

例えば、待機時間が無いことが見こされる時間帯には予約を無くし「受付機能+バース自動割当+乗務員通知・誘導」で運用、車輌混雑が激しく状況に応じた順番の入替が常時必要な際には「受付機能」のみ稼働させ、割当・呼出は人が臨機応変に判断して電話呼出を行うなど、自由に運用できる。

これまで同社の倉庫は、朝は地場集配車両の積込み、日中は保管貨物の入庫、夕方から夜間にかけて地場集配車の荷卸し・幹線車輌の積込・保管貨物の積込、深夜から早朝にかけては幹線車の中継荷卸しと複数の用途で1つの倉庫を共用。限られたバースや荷捌スペース・作業員を適切に管理・回転させることが効率化の鍵となっていた。

そこで、TCとDCそれぞれの受付情報を一括管理すると共に、バースの使用状況を可視化することで、状況に応じたバース運営ができるシステムの開発を行うことになったもの。

今後は輸送システムや倉庫システム、動態管理システムとの機能連携をさらに進めていく予定だ。

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