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鈴与シンワート/物流事業の売上高1.4%減、営業利益14.2%減

2019年02月14日/決算

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鈴与シンワートが2月14日に発表した物流事業の2019年3月期第3四半期業績は、売上高23億3400万円(前年同期比1.4%減)、営業利益2億1700万円(14.2%減)となった。

売上高は、倉庫事業においては、既存貨物の増量に加え、適正料金への改訂、回転の速いスポット貨物の取り込み等の地道な活動により伸びているが、第1四半期からの東扇島冷蔵倉庫の賃借人変更に伴う賃料の減少が大きく減収となった。

港運事業では、建材埠頭での既存荷主の取り扱い増加に加え、新規荷主獲得もあり増収となった。

陸運事業は、小麦や乾麺等の配送増加、グループ会社との協力体制による新たな長距離中継輸送等の開始が、セメントの売上高減少をカバーし、微増となった。

営業利益は倉庫事業では、空坪対策・適正料金への改訂、スポット作業の増加により収支は改善したものの、東扇島冷蔵倉庫の賃料の減少により減益となった。港運事業では、新規荷主取り扱いの増加、特に11月に貨物量が大きく伸びて増益となった。

陸運事業では、燃料費の原価増はあるものの、有料道路代荷主負担が認められたことなどの料金改善効果が出てきたことにより増益となった。

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