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国交省/ガソリン車排ガス規制をディーゼル車並みに強化

2019年02月15日/CSR

国土交通省は2月15日、ガソリン直噴車への排出ガス規制を強化すると発表した。

ガソリン直噴車のPM排出量が、既にPM排出量規制が導入されているディーゼル車を上回っていることが調査結果で示されたため、「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示」等の一部を改正し、ディーゼル車などと同水準のPM排出量規制を導入する。

適用開始は新型車が2020年12月、継続生産車が2022年11月から。

改正後のPM規制値は、ガソリン乗用車・ガソリン軽貨物車・ガソリン軽量車が0.005(上限値0.007)g/km。ガソリン中量車が0.007(0.009)g/km、ガソリン重量車が0.010(0.013)g/kmとなる。

また、駐車時の燃料蒸発ガス対策として、国際基準との調和の観点から、駐車試験日数をこれまでの1日から2日に延長するほか、パージ走行サイクル(キャニスタに吸着された燃料蒸発ガスをエンジンに吸引するための自動車の走行サイクル)を、国際基準と同様のものに変更する。

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