ZMPは2月22日、物流支援ロボットCarriRoの搭乗オプション「CarriRo Ride」について、3月末から出荷を開始すると発表した。
<追従モードを活用したCarriRo Ride利用イメージ>
価格は30万円(税抜)。
搭乗オプションはCarriRo本体の後部に連結して使用。搭乗者はCarriRo本体のハンドル部にあるジョイスティックで操作し、歩行の必要なく長距離を搬送・移動することができるようになる。
搭乗オプションを接続した状態のCarriRoは、100kgの乗員が搭乗した状態で最大100kgの荷物を荷台に載せて運ぶことが可能。
倉庫や工場内、駅・空港・ショッピングセンターなど、長距離の搬送が必要な場所での導入を想定しており、導入によって大きな作業負荷の軽減につながるほか、CarriRoのカルガモ(追従)モードを活用することで、一度に複数台の荷物を運搬することで可能なため、搬送の効率化・省人化にもつながる。
なお、ZMPでは、搭乗オプションを活用した倉庫、工場、空港、駅、ショッピングセンター、小売店舗などでの実証実験のパートナーも併せて募集している。