日本水産は3月4日、グループ企業で、ニッスイブランドの冷凍えだ豆を生産する大明食品工業の第2工場が、1月より本格稼働したと発表した。
既存の第1工場が老朽化していることに加えて、さらなる生産能力の向上、安全性や衛生管理の追求のため、このほど第二工場を新設したもの。日本の冷凍えだ豆市場の拡大とともに、食べ切りの少量品から業務用向けの大容量品まで商品規格も多様化しており、効率的な生産にも対応する。なお、第1工場は主に繁忙期に限り半製品の製造などを行う。
■第2工場 設備概要
名称:大明食品工業
所在地:台湾高雄市大寮区大発工業区大有二街1号
工場建築面積:4722m2
工場延床面積:9107m2
構造:RC4階建
主要設備:急速凍結機・自動包装機・色彩選別機・冷凍庫
設備能力:生産能力・最大1万2000トン/年