SGホールディングスグループで保険販売事業・燃料販売事業・企画販売事業・施設運営事業などを展開する佐川アドバンスは3月25日、東京都江東区の東京ロジスティクスセンターで、事業継続対応訓練を2月26日に実施したと発表した。
訓練には、経営陣と佐川アドバンスの事業継続計画で優先事業に位置づけられている5事業部(燃料販売事業、保険事業、企画販売事業、施設運営事業、グループ購買事業)を中心とする27名が参加。
14時に東京湾を震源とする震度7の大規模地震が発生したとの想定で、訓練開始と同時刻に関東エリアの従業員へ安否確認メールを配信し、事業部ごとに安否確認システムで応答数を確認することで、初動対応のプロセスが迅速かつ適切であるかを検証した。
統括対策本部長は各事業部からの報告を基に事業継続方針を決定。終了後、訓練の成果と反省点を振り返り、事業継続に必要な準備を再確認した。
訓練を通して、有事の際にグループ企業の一員として、事業継続に必要となる佐川アドバンスの各事業部の役割や課題を再確認するとともに、実際に被災した際の自身の身の安全や自宅の備蓄品、連絡手段の確認など、活発な意見交換が行われた。
■事業継続対応訓練の概要
実施日時:2月26日 14:00~16:00
実施場所:東京ロジスティクスセンター2階大会議室C(東京都江東区新砂2-2-8)
参加者:佐川アドバンス 経営層・部長・室長、各部署責任者 計27名
内容:(第1部)BCP(事業継続計画)について
(第2部)大規模地震を想定した初動対応訓練(シナリオ訓練)
(第3部)第2部の振り返り、課題抽出