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東海運/3月期の売上高2.5%増、営業利益15.5%減

2019年05月13日/決算

東海運が5月13日に発表した2019年3月期決算によると、売上高419億7600万円(前年同期比2.5%増)、営業利益6億5200万円(15.5%減)、経常利益7億1800万円(9.3%減)、親会社に帰属する当期利益3億2500万円(40.6%減)となった。

物流事業の売上高は304億4100万円(前年度比7.0%増)、営業利益は17億7800万円(2.5%増)だった。

国際貨物では、直通航路の開設によってインドネシア・香港向けの輸出貨物取扱量が増加。油井管の取扱量はロシア向けが減少したものの、中央アジア向けは増加した。また、ロシア経済が引き続き堅調に推移したことで、消費財関連貨物の取扱量も増加した。

国内貨物については、鉄鋼製品や鉄骨製品など、建材関連貨物のカーフェリーによる輸送量が増加。また、中国・東南アジアからの輸入を中心に、家具や建設部材、ゴム製品、一般機械など輸出入関連貨物の取扱いで増収となった。

海運事業の売上高は108億6800万円(8.7%減)、営業利益は4億7000万円(25.5%減)となった。

内航船部門のセメント船は、国内の建設需要が堅調に推移した影響で緩やかながら輸送量が増加。一般貨物船では、燃料費の上昇などにより輸送コストが増加した。外航船部門は、定期用船1隻の契約終了が影響し減収となった。

次期は、売上高433億8100万円(3.3%増)、営業利益7億3400万円(12.6%増)、経常利益8億800万円(12.5%増)、親会社に帰属する当期利益4億7600万円(46.2%増)を見込んでいる。

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