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日本ロジテム/3月期の売上高8.3%増、営業利益130.2%増

2019年05月15日/決算

日本ロジテムが5月15日に発表した2019年3月期決算によると、売上高493億9500万円(前年同期比8.3%増)、営業利益4億1500万円(130.2%増)、経常利益4億4800万円(169.3%増)、親会社に帰属する当期利益7900万円(59.0%減)となった。

営業利益と経常利益の大幅な増加は、貨物自動車運送事業での料金改定の進捗や、既存拠点への貨物誘導で倉庫稼働率が上昇したことなどによるもの。親会社に帰属する当期利益の大幅減は、前年度と比較して特別利益が減少したことや、収益性の低い事業所の固定資産減損処理に伴う特別損失を計上したことが主な要因となっている。

主なセグメントの業績は、貨物自動車運送事業が売上高216億9900万円(3.0%増)、営業利益13億6200万円(14.5%増)。本体や国内子会社で営業拡大が進み、新たな配送エリアを受託したことや、輸送量が増加したこと、運送コストの上昇に対して得意先との料金改定や自社車両の稼働率向上を進めたことによる効果で収益が改善した。

センター事業の売上高は105億7300万円(23.3%増)、営業利益1億2400万円(41.6%減)。通販関連の得意先や前年度に取引を開始した得意先の取扱増が増収に寄与した。利益面では、国内外での人件費上昇に加え、新規業務の立ち上げに伴う作業人員の増加が利益を押し下げた。

次期は、売上高525億円(6.3%増)、営業利益8億円(92.5%増)、経常利益7億円(56.2%増)、親会社に帰属する当期利益2億5000万円(215.8%増)を見込んでいる。

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