日本通運とロボットベンチャーのRapyuta Roboticsは7月10日、日本通運の物流センターで、倉庫向け協働型ピッキングソリューション(AMR)の導入に向けた実証実験を実施したと発表した。
<実証実験>
日本通運が運営する物流センターに、倉庫内のピッキングエリアで人や物に干渉することなく可動するRapyuta Roboticsのロボットを導入。
同一の出荷オーダーを出して、人員のみで作業を行った場合と、ロボットを併用した場合とで、歩数・移動距離・ピッキング終了までの総作業時間を計測し、比較を行った。
その結果、人とロボットが安全に協働できることや、ロボットの利用によって作業時間が短縮されることが確認された。
今後、両社は9月をめどにさらなる実証実験を行なうとともに、実験結果を評価・検証し、2019年度中に日本通運の既存倉庫に同ソリューションの導入を目指す。