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ZMP/自動運転小型EVバスを活用したサービス開発を提供

2019年07月10日/IT・機器

ZMPは7月10日、自動運転技術を用いた人・荷物の輸送の実現に向けて、小型EVバス車両ベースの最新モデル「RoboCar Mini EV Bus」を活用したサービス開発支援を提供開始すると発表した。

<RoboCar Mini EV Busベースの自動運転小型バス>

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自動運転やADASの技術開発、サービス開発向けに販売している外部コンピューターから制御可能な車両型自動運転開発用プラットフォーム「RoboCarシリーズ」のラインナップに、小型EVバスタイプのRoboCar Mini EV Busを追加。

自動運転の頭脳となる「IZAC」を搭載した自動運転小型EVバスを活用して人員輸送や荷物輸送のサービスの実現を目指す事業者に対し、ZMPが多くの自動運転開発・実装プロジェクトで蓄積してきたノウハウを基に、社会実装に向けたサービスの構築を支援する。

工場敷地内の巡回バスや、空港でのランプバス、テーマパーク内バス、リゾート地区での移動バスなど、まずは私有地での自動運転MaaSの実用化などを目指したプロジェクトを中心に、支援サービスを提供する方針だ。

なお、RoboCar Mini EV Busは、3月18~20日にかけて中部国際空港制限区域内で行われた自動走行車両の実証実験にも活用されている。

■自動運転小型EVバスの概要
使用車両:RoboCar Mini EV Bus
定員:11名(ドライバー席含む)
全長:6.61m
全幅:2.32m
全高:2.87m
車両重量:8320kg
最高速度:69km/h
満充電走行距離:60~80km(A/C off時)
充電時間:1時間(バッテリー残量40%時に400Vで充電した場合)
自動運転の方式:自律型(インフラに手を加えずに自動運転)
基本機能:自己位置推定、障害物認識、車両制御、マニュアルモード・自動制御モード切替等

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