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ブルーイノベーションほか/中国のドローン物流会社と共同開発・協業提携

2019年07月16日/IT・機器

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ブルーイノベーションと中国のドローン物流会社ANTWORKは7月15日、共同開発と協業提携し、10月から日本での物流POC(概念実証)サービスを販売スタートすると発表した。

<左からANTWORKのLei Zhang CEOとブルーイノベーションの熊田 貴之社長>

20190716blue1 - ブルーイノベーションほか/中国のドローン物流会社と共同開発・協業提携

<物流ドローンの新製品>

20190716blue2 - ブルーイノベーションほか/中国のドローン物流会社と共同開発・協業提携

ブルーイノベーションでは、物流ドローンポートシステムの開発で得た知見を活用し、先ずはANTWORK のドローン物流サービスを日本で導入展開するために、ブルーイノベーションのBIポートに接続し、将来的には日本のみならず世界で展開することも視野に入れた、共同開発・協業提携となる。

なお、物流POCサービスは10月よりスタート予定で、物流サービス会社との連携を募集する。

ブルーイノベーションは、国土交通省、東京大学鈴木・土屋研究室と連携し、物流用ドローンポートシステムを2年間かけて開発し、それを屋内を含めた様々なソリューションに対応可能な汎用性のあるBIポートにIHI運搬機械と共同で拡張して、実用化に向けて取り組んでいる。

ANTWORKは、中国・杭州にある未来科技城にて、ドローンと人工知能を融合して全自動化デリバリーシステムを構築し、ラスト1マイルの問題解決に取り組むベンチャー企業。中国郵政と共同で中国初のドローン速達郵便サービスを開始し、既に中国家電量販の最大手のスニン、アリババグループの物流運用会社CAINIAOなどにサービスを提供している。

また、2018年1月には、杭州のドリームタウン(夢想小鎮)の一角にあるスターバックスと連携し、同じく未来科技城に位置するオフィスビルへのコーヒーデリバリーを開始し、日本でも話題となった。世界の多くのドローン物流会社が未だ実証実験段階だが、既に数万キロの商業飛行実績を有している。ANTWORK はドローン物流において世界的リーディングカンパニーとなっている。

なお、POC(概念実証)とは、「カスタマイズ、実証実験を通じての、商品化」の意味。

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