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日本GLP/滋賀県野洲市に2万m2の専用物流施設「GLP野洲」建設

2019年07月29日/物流施設

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日本GLPは7月29日、滋賀県野洲市に先進的型物流施設「GLP野洲」を建設すると発表した。

<GLP野洲の外観完成イメージ>

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1万m2の土地に地上4階建て延床面積2万m2の施設を建設する計画で、総開発費用は42億円。2020年1月の着工、2021年3月の竣工を予定しており、既に専用施設として入居予定企業との間で一棟全体の賃貸借契約を締結している。

建設地は国道8号に至近で、名神高速道路「栗東IC」から8km、「竜王IC」から7.6km。名阪の中間に位置し、2008年に新名神高速道路の亀山JCT~草津田上IC間が開通したことで、2大都市圏への広域配送拠点としての利便性が向上したほか、京滋エリアの地域配送拠点にも対応可能な立地となっている。

建物は1階の内柱が鉄筋コンクリート造、梁が鉄骨造のハイブリッド工法で建設。ブレースのない空間にすることで、搬入出業務の効率性を向上させるほか、マテハンなどの設備導入に関するレイアウトの自由度も確保する。また、入居予定企業の専用施設となるため、カスタマーの個別ニーズに最適な仕様と設備を採用し、物流業務の効率化をサポートする。

日本GLPの帖佐義之社長は、「今回、日本GLPでは新施設に関する構想の早期段階で、野洲市エリアでの潜在的なニーズを捉え、GLP野洲の開発を決定した。入居予定のカスタマーに最適な施設を提供するとともに、地域産業の活性化と流通拠点の整備に貢献していきたい」とコメントした。

なお、GLP野洲は、GLPがCPPIB(カナダの公的年金運用機関であるカナダ・ペンション・プラン・インベストメント・ボード)のほか、グローバルな政府系投資機関や年金基金からの出資によって2018年12月に設立した物流不動産開発ファンド「GLPジャパン・ディベロップメント・パートナーズIII」による開発物件。

日本GLPが滋賀県内で運営する物流施設は、GLP滋賀に続いて2件目となる。

■GLP野洲の概要
建設地:滋賀県野洲市大篠原1610-7
敷地面積:1万m2
延床面積:2万m2
構造:地上4階建て(1階にトラックバースを設置)、耐震・鉄骨造
着工:2020年1月(予定)
竣工:2021年3月(予定)
認証取得:CASBEE(新築)認証(予定)
投資額:42億円

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